平成28年度サスティナブル先導事業(木造先導型)に採択されました
【プロジェクト名】各務ビル新築工事[木造化]
- 既存RC造4階建てをRC造と木造の立面混構造5階建て複合ビルに建て替えるプロジェクト。
1階をRC造(自動車車庫等)、2~5階を1時間耐火の枠組壁工法(診療所、賃貸共同住宅等)として、2(又は1)時間耐火建築物とするもの。 - 木造耐火構造4層には初めての制震技術VAXを採用するとともに、一般的な木材のみでできるミッドプライウォールによる高耐力壁、タイダウンシステム(PC鋼棒を用いた引き抜き金物)を採用し、揺れの低減と高い構造耐力を実現している。
- また、一般に流通している木材を主に、高耐力壁にはOSB(配合性ストランドボード)、梁にLVL(単板積層材)、5階スタッドに国産スギを使用する等、多様な材を用いている。敷地は都内の幹線道路に面し、裏は公園で人通りが多く目を引く立地であることも含め、普及・波及効果が期待される。
※国土交通省 平成28年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)第1回 採択プロジェクト一覧 講評より
2016年(平成28年)10月4日火曜日 日刊木材新聞より