高コストパフォーマンス、短工期が木造建築の強み
法整備により木造耐火建築が可能に
(被覆型)木造耐火構造大臣認定制度化
…平成12年建告1399号
公共建築物等木材利用促進法施行⇒省庁連携
…平成22年10月
大規模木造関連の建築基準法改正
(法21条,27条)
…平成27年
都市部では中層化(4階建以上)
大型耐火建築物増加
躯体部分の生産性メリットと工業化技術でさらに経済効果
空間 | 構成材 | 生産 | 防耐火設計 | 躯体施工方式 |
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壁床屋根による閉鎖的 (構造計算により開放可) |
小径規格材 規格材合せ可能で梁も構成 |
規格製材 在庫生産 |
メンブレン (せっこうボード被覆) 規格製材を防火被覆 するのは普遍 |
パネル工法・ユニット工法 (規格製材による トラス等部品化) |
ツーバイフォー大規模木造は
住宅用の規格製材・部資材で構成できるので、工期短縮によるコストメリットが図れます
中大規模木造構造の大スパンには「トラス」が効果的
構成部材が軽量で下部構造に
局部荷重負担を掛けない
小径断面で構成するトラス部材は軽量
輸送効率を含め生産性が良く
製造工期、施工工期が短い
●トラス部材は荷重分散し規格設計するためシステム化可能
●大スパントラス部材は現場接合,容易に部材分割・搬入可能
接合技術が進化し
設計効率が良い
●独自の接合技術ネイルプレートにより,長期クリープに強く,ステンレス製のため耐久性を長期に維持する
●ネイルプレートは肉厚が薄いメリットがあるため、要求強度に応じた「合わせトラス対応」が可能